2015年 05月 03日
バーゼル規制
先日の日経新聞1面にも出ていました
その昔、BIS基準といって
銀行の資本金に規制がかかり
自己資本比率を高めないといけない
という国際的な約束ができました
すると銀行による貸し渋り、貸しはがし
といった事態がおき中小企業が倒産、縮小などと
いったことが起きました
銀行は本当に貸してくれなかった。
銀行は雨が降ると傘を取り上げるというが
日本全体がBIS基準を満たすために
貸してくれなかった。
いまバーゼルはIIIまできています
各国において2013年(平成25年)から段階的に実施され、
最終的には、2019年(平成31年)初から完全に実施される
予定になっています。
自己資本比率規制が厳格化されることとなったほか、
定量的な流動性規制や、過大なリスクテイクを
抑制するためのレバレッジ比率が新たに導入される予定です
そのような中で、国債のリスク管理を評価しようとしているのです
さて、このような中で日本の銀行は、どう対応していくのでしょうか?
この話題は次回へ
by toshiosada
| 2015-05-03 04:36
| FP