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判例より

耐震偽装事件と買主の自己責任

--建物の基本的安全性とは!--
 2007年7月6日、最高裁(裁判長今井功)は、「建築物の基本的安全性」として、「ベランダ手すりがぐらついていて入居者が転落する可能性があるような場合は、建築物としての基本的な安全性を有していない欠陥」としました。


「建物の基礎や構造く体に瑕疵がある場合に限って不法行為責任が認められると解すべき理由もない。」というものです。
また、従来の不法行為責任の範囲を、「構造上の欠陥のみに限定しない」と否定しました。



「建物利用者や隣人,通行人等の生命,身体又は財産を危険にさらすことがないような安全性を備えていなければならず,・・そのような瑕疵があればその建物には建物としての基本的な安全性を損なう瑕疵がある。」



つまり、「建築された建物に建物としての基本的な安全性を損なう瑕疵があり、それにより居住者等の生命、身体又は財産が侵害された場合には、これによって生じた損害について不法行為による賠償責任を負うというべきである」と判決しました。


 マンション調査の基本は、構造的な欠陥だけではなく、入居者の生命の安全性にも気をつけて、調査をすることが大切です。(不動産受験新報より抜粋)


つ ま り ・ ・ ・

欠陥商品を売った(造った)業者に責任があるから賠償してくださいねという判決です
売り主(もしくは建築者)の責任が問われるということですね。
by toshiosada | 2008-04-30 10:15 | 判例・省令・通達

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